子供の母親に対する遺留分減殺請求の事例

更新日:2013/01/29

幼少のころ母親が離婚して父親に育てられたために、母親と疎遠になっていた子供2人が、数十年後、ふとしたことから母親が近くに居住し、再婚した夫、その夫との間にできた子供と死別し、1人で生活していることを知った。そして、その子供は、母親と接触するようになり、母親から、死別した夫の相続により、夫の一族が代々引き継いできた土地建物を取得したこと、夫の一族の意向で、夫の弟、夫の甥にそれら全てを相続させる旨の遺言を作成したことを聞かされるに至り、数年後、母親は死亡した。

子供2人は、遺留分減殺請求の調停を提起し、1人は遺留分に相当する現金を受領し、もう1人は、土地建物に自らの遺留分に相当する所有権持分を登記することで調停が成立した。